クコの実は、肝臓と腎臓にいいのでしょうか?
副作用はないのでしょうか?
詳しく見ていきたいと思います。
クコの実は肝臓にいい?
クコの実は肝臓にいいのでしょうか?
食品・食品添加物研究誌FFIジャーナルに掲載された記事によると
クコの実には、脂肪肝を防ぐ働きや慢性肝炎や肝硬変などの疾患で炎症を
除去する働きがあるということです↓
枸杞果実に抗脂肪肝作用や肝保護作用が認められるが、その薬理作用に
メチル基供与体であるベタインが関与していることが示唆されている。
引用元:http://sunnuts.co.jp/kuko_kobore/
枸杞果実由来クロロホルム:水(3:1)抽出物は一次培養ラット肝細胞に
おいて四塩化炭素誘発細胞毒性に対して肝保護作用が認められており、
上記抽出物からセレブロシドも同様の肝保護作用が認められている。
引用元:http://sunnuts.co.jp/kuko_kobore/
クコは、古来から肝の働きにいいとされています。
肝というのは東洋医学的な内臓の働きで、弱っていると
- めまい
- おなかの両脇がはりやすい
- 口が苦い
- イライラしやすい、怒りっぽい
- 手足のしびれたり、ひきつれ、けいれん
- 目が疲れやすい、乾きやすい、涙が出やすい
などの症状として現れます。
肝の機能が低下すると目の不調につながりやすく、ストレスが溜まると
肝の不調に現れます。
西洋医学における肝臓の働きとは別物と考えた方がいいです。
クコは、古来からこの肝の働きにいいとされている食薬で漢方にも
薬膳にもよく使われています。
科学的にも肝臓への効果が立証されていることは、すごいなと思います。
クコの実は、腎臓にいい?
クコの実は、腎臓にいいのでしょうか?
クコは、肝と腎にいい働きをすると東洋医学では言われています。
腎というのは、老化に関わる働き全般にいいとされ、弱っていると
- 年齢のわりに老けている
- 尿の量や回数が多い、尿に勢いがない・切れが悪い
- 物覚えが悪い
- 耳鳴りがする、耳の聞こえが悪い
- 足腰がだるい・痛みが出やすい
- 足がむくみやすいです
などの症状として現れます。
クコの実には、ポリフェノール、ビタミンC、ゼアキサンチンが豊富に含まれて
いて強い抗酸化作用があります。
抗酸化作用とは、活性酸素を除去し体を錆びさせないようにする働きの
ことです。
抗酸化作用の働きが強いと体が錆びにくく、病気や老化、肌トラブルなどを
予防してくれます。
また、ラットの実験では、クコに記憶力や認知機能維持効果が認められた
そうです↓
薬物誘導認知機能低下ラットに、クコを摂取させたところ、
脳の海馬における記憶力に関連する酵素コリンアセチルトランスフェラーゼの
機能を維持することで、記憶力を維持することが明らかになりました。
クコに記憶力および認知機能維持効果が示唆されました。
引用元:https://himitsu.wakasa.jp/contents/kuko/
クコの実は、腎の働きである老化を予防しアンチエイジング効果が高いと
言えそうです。
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クコの実の副作用
クコの実の副作用についてです。
クコの実は、不老長寿や滋養強壮の妙薬として知られてきた生薬で
三大美女の一人楊貴妃は、毎日食べていたそうです。
中国の古典薬学書『神農本草経』の中では最もランクの高い「上品薬」
(少ない副作用で身体を養う薬)と記載されています。
クコは、中国では春の新芽(天精草)、夏の茎(長生藤)、秋の実(枸杞子)、
冬の根(仙人杖)のすべてが宝だと言われていてさまざまな症状に
使われています。
漢方にも薬膳にもよく使われています。
クコの実の副作用は、特に認められていませんが、どんなに優れた効果のある
食薬でも食べ過ぎは良くありません。
目安は、1日10~20gと言われているので1日10〜20粒くらいが
オススメです。
薬膳では、出来るだけ薄く長くが基本と考えますので
一度にたくさん食べるよりも少量を続けることの方が効果を実感しやすいかと
思います。
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クコの実の肝臓と腎臓をサポートする驚きの効能と副作用!まとめ
クコの実の肝臓と腎臓をサポートする驚きの効能と副作用!まとめです。
肝と腎にいいとされるクコの実は、科学的にも研究報告があるようです。
目の疲れや老化予防にもいいですし、食べやすいので試してみては
いかがでしょうか。
私が食べているのは有機栽培のクコの実です↓
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