松の実は、古来から仙人の食べ物として食べられてきた種子です。
松の実は、ナッツ類でもあるのですが
たくさん食べても大丈夫なのでしょうか?副作用はないのでしょうか?
松の実のダイエット効果やレシピも合わせてご紹介したいと思います。
松の実食べ過ぎの副作用は?
松の実食べ過ぎの副作用についてです。
松の実とは、古来から仙人達から好まれて食べられてきた松の種子です。
食べてみると柔らかくてほんのりと甘くて美味しいです。
松の実は、ナッツ類としてもスーパーなどでも比較的手に入りやすいですね。
私も大好きでよくバリバリと食べます。
しかし松の実を食べすぎるとどうなるのでしょうか?
松の実を食べすぎると
- カロリー過剰摂取
- アレルギー
- リノール酸の過剰摂取
3点が考えられます。
詳しく見ていきましょう。
1.カロリー過剰摂取
松の実のカロリーは10g(大さじ1)で69kcalのカロリーです。
炊いたご飯100gと比較すると
- 松の実100g:690kcal
- 炊いたご飯100g:168kcal
かなりのカロリー摂取になることがわかります。
2.アレルギー
どんな食品でもアレルギーをお持ちの方はいます。
松の実を食べて喉に違和感を感じたり、蕁麻疹や皮膚の痒みなど
アレルギー反応が出た場合は、食べるのをやめましょう。
3.リノール酸の過剰摂取
松の実には、オメガ6系脂肪酸であるリノール酸が含まれています。
リノール酸は、動脈硬化や血栓を防ぐ、血圧を下げる、
LDLコレステロールを減らすなど体に良い働きをしてくれる
必須脂肪酸ですが、摂りすぎは、やはり体によくありません。
厚生労働省の食事摂取基準では
オメガ6系を4~5に対しイワシやサバ、サンマなど青魚の油
であるオメガ3系は1の割合が望ましいとされています。
リノール酸の過剰摂取は
免疫細胞が働きにくくなり花粉症やアトピー性皮膚炎を
起こすと言われています。
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松の実の食べ方
松の実の食べ方についてです。
松の実は、生食出来ないので、フライパンやオーブンで炒って食べます。
スーパーなどで売られているものは、通常、炒ったものが売られています。
1日の目安としては、20粒程度でしょうか。
20粒だと約4gでカロリーは、26.9gで、リノール酸1.32gです。
リノール酸の1日の摂取目安量は、10gです。
松の実20粒は、カロリー、リノール酸とも全く問題のない量ですね。
製品として売られている松の実は、そのまま食べても美味しいですし、
スープやサラダに入れても美味しいです。
松の実のダイエット効果
松の実のダイエット効果についてです。
松の実は、必須脂肪酸のリノール酸や松の実特有のピノレン酸などを含んでいます。
ピノレン酸は、炎症や痒みの抑制、空腹の抑制、肌細胞の活性、コレステロール値を低下させる
といったさまざまな作用があるといわれています。
ビタミンE、鉄、ビタミンB1も非常に豊富に含んでいて、
カリウム、ビタミンB2、亜鉛も多く含んでいます。
薬膳的には、松の実は、補陰の代表食材とされる食材です。
補陰というのは、体を潤す働きのことで、肌や髪の毛に潤いを与えます。
乾燥を潤す働きがあるので便秘解消や咳などの肺にもいいです。
気を補う作用もあり、滋養強壮にとても良い食材です。
不老長寿の仙人食として食用や薬用としても用いられてきました。
カロリーは、高いですが、松の実に含まれるピノレン酸は、
食欲を抑制するホルモンを分泌する働きがあるので
食べ過ぎを予防することが出来ます。
松の実に含まれる不飽和脂肪酸は、コレステロールを調整する働きがあるので
特に40歳以降の方には、オススメです。
また、代謝アップに重要なビタミンB群も豊富なのでダイエット向きだと言えます。
ビタミン、ミネラル、食物繊維、不飽和脂肪酸が豊富に含まれていますので
1日の摂取目安量を守ったなら綺麗にダイエット出来そうです。
松の実レシピ
松の実のレシピをご紹介します。
松の実と黒ごまきなこのスムージー
材料:
- 豆乳200cc
- 黒ゴマ・大匙1
- きなこ(黒豆きなこがおすすめ)・大匙1
- 松の実・大匙1
- ハチミツ・少々
作り方:全部入れてミキサーにかける
薬膳的には、お肌に潤いを与え便通すスムージーです。
松の実食べ過ぎの副作用は?レシピ付まとめ
松の実食べ過ぎの副作用は?レシピ付まとめです。
松の実は、カロリーが高いので食べ過ぎは良くありませんが
1日の摂取目安量を守ったならダイエット効果もありそうです。
不老長寿の仙人食として食べられてきた松の実には
アンチエイジング効果も期待できます。
上手に使って綺麗に痩せましょう。
松の実のレシピも簡単ですので、是非、試してみてくださいね。
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