高麗人参の効果は女性にいい？使い方は？

高麗人参は、滋養強壮に優れ漢方やサプリメントにも多く使われています。

不老長寿の薬として秦の始皇帝も愛用していたといわれています。

秦の時代には、金と同じように扱われるほど希少価値が高いものだった

そうです。

その高麗人参の効果と使い方について調べてみました。

1 高麗人参とは？
2 高麗人参の効果
3 高麗人参の使い方
4 高麗人参の効果は女性にいい？使い方は？まとめ

高麗人参とは？

高麗人参とは、日本ではオタネニンジンや朝鮮人参とも呼ばれる、ウコギ科の多年生植物のことです。

高麗人参の健康成分は「花と実」の部分よりも、「根」の部分にバランス良く含まれています。

一般的には、「根」の形が人の身体に似たものほど珍重されています。

高麗人参は、加工法によって、大きく

水参(生人参)
白参(乾燥人参)
紅参

の３つに分類されます。

水参は、生人参のことですり下ろしたり、生のままで食べたりもするそうです。

参鶏湯に使われる高麗人参は、この水参を使うのだそうです。

白参は、水参を乾燥させたものです。

紅参は、水参を紅色になるまで乾燥させたもので加工の過程で健康成分が大幅に増えるため、

高麗人参の中でも希少価値の高い上級品として、扱われています。

紅参は、乾燥させる年数などで高価になり１本数十万する場合もあります。

日本には奈良時代に中国から天皇への貢ぎ物とし献上され、
江戸時代になると幕府が高麗人参の輸入を開始したため、一般庶民の間にも広がりました。
現在、高麗人参はさまざまな国で栽培されていますが、
栽培により適した気候と土壌の条件を持つ韓国が、
世界的に高品質の高麗人参を栽培する国として知られています。
引用元：https://kgcshop.jp/html/aboutitems01.html

韓国に旅行した際に、高麗人参があちらこちらで売られていてたくさん購入した記憶があります。

高麗人参の効果

高麗人参の効果についてです。

高麗人参はの根はジンセノシドと呼ばれる成分が有名です。

その他カルシウム、鉄、カリウム、亜鉛、アミノ酸、ビタミンB群など

１００種類以上の栄養素を含んでいます。

ジンセノイドとは、高麗人参に豊富含まれているサポニンのことです。

サポニンには、活力向上、美容効果、リフレッシュ効果などがある成分ですが

高麗人参の含有量は、他の植物よりも遥かに含有量が多いことが特徴です。

高麗人参は、中国最古の薬物書「神農本草経」にも上薬として記載されています。

上薬というのは、滋養強壮の効果が非常に高いというような意味でしょうか。

神農本草経には、

「五臓を補い、精神を案じ、魂魄を定め、驚悸を止め、邪気を除き、心を開き智に益す。

久しく服すれば身を軽くし、年を延ばす。」と記載されています。

高麗人参は、消化促進、精神安定、呼吸器系を活性化、血糖降下など幅広い

作用があり免疫機能を高めるため漢方の王様と呼ばれています。

人参湯、十全大補湯、補中益気湯などたくさんの漢方薬に配合されています。

高麗人参の効果は女性にいい

高麗人参の効果には、女性に嬉しい美容やダイエット効果があります。

高麗人参には、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれ、サポニンも豊富なことから

美容にもとても効果的なことがわかります。

薬膳的には、気血を補い、潤いを与え精神を安定させる働きがあります。

気血を補うので美肌効果が期待できますし、潤いを与えてくれるのでツヤツヤお肌になりそうです。

夜もぐっすりと眠れるので、お肌にはとてもいいですね。

また、高麗人参は、糖尿病の時にも薬膳として用いられてきたことから

ダイエット効果も期待できます。

高麗人参には、腸管からの脂肪吸収を抑える働きがあるようです。

腸管で吸収されなかったジンセノサイド類が腸管からの脂肪の吸収を阻害する。
腸管から吸収されたジンセノサイド類により肝臓での脂質排泄促進作用や脂質合成阻害作用等が行われ、
コレステロールや中性脂肪の量が微妙に調整される。
臨床試験でBMIが25以上の肥満者について高麗紅参を摂取させたところ、
体重、BMI、腹囲が減少するという結果が得られている。
（参照サイト：https://www.wakan-iyaku.gr.jp/eng/wp-content/uploads/pdf/19940314_060621094708.pdf）
引用元：http://www.kouraininjin.net/blog/高麗人参でダイエット（前編）/

このような研究から

高麗人参には、ダイエット効果があると言われているようです。

昔から糖尿病の薬膳として高麗人参を使った薬膳レシピがありますので

うなづける研究結果ですよね。