ファスティングはとても有名なダイエットですが
ファスティングを始めたらだるくなったと書いてあるのを見ました。
どうしてファスティングを始めるとだるくなるのでしょうか。
ファスティングの注意点も含めて詳しく見ていきたいと思います。
ファスティングを始めるとだるくなる理由
ファスティングを始めたらだるくなりましたと書いてあるのを見ました。
ファスティングを始めると怠くなるというのは困りますね。
ダイエットしようと思って始めたのにだるくなると
日常生活にも支障をきたします。
どうしてファスティングでだるくなるのでしょうか?
ファスティングとは、断食のことで
食べないことで胃腸を休ませデトックス やダイエット効果を目指します。
宗教的にも断食は行われます。
1日だけ断食を行うやり方もありますし3日間、1週間など
いろいろなやり方があるようです。
また、1日2食にしたり、1日1食にしたりとやり方もさまざまなようです。
ファスティングは、普段食べ過ぎて負担がかかっている内臓を
休ませることにあります。
内臓を休ませてあげることで負担がかかっていた内臓を
元気に戻してあげることが出来ます。
食べる量が減るのでダイエット効果もありますが
ファスティングを始めるとだるくなるというのは、
- 食事量が減り低血糖を起こしている
- 食事量が減り貧血を起こしている
2つの原因が考えられます。
詳しく見ていきましょう。
1.食事量が減り低血糖を起こしている
食事量が減ることで、低血糖を起こしていると考えられます。
体全体の血糖のうち20〜30%は、脳で消費されます。
血糖値が下がり低血糖の状態になると脳は、エネルギーを補給しようとします。
その時脳内の血管が拡張し神経を圧迫するなどして頭痛が起こります。
また、普段、炭水化物をしっかりと摂っている人は、
炭水化物を摂らないことで糖質不足となり低血糖を起こすことが考えられます。
2.食事量が減り貧血を起こしている
成人男性は1日に12~15mg、成人女性は15~20mgの鉄分が必要と
いわれています。
痩せようと思って食べる量を減らすことで
鉄分の摂取不足が起きることがあります。
貧血を起こすことで全身の細胞にいきわたるはずの酸素が不足して
頭痛が起こることが考えられます。
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ファスティングによる好転反応
ファスティングによる好転反応についてです。
ファスティングを行うことで起こる頭痛やだるさ、吐き気などは
好転反応によるものだと言われていたりします。
それは本当でしょうか。
厚生労働省のファイルに健康食品に関する好転反応のことが出ていました。
健康食品を食べて体調が悪くなった時に
「それは体の毒素が出ている時期」「反応が出るのは効果 がある証拠」などといって
使用継続をすすめるのは、いわゆる「好転反応」のことを指しますが、
表現自体が薬事法違反にあたります。
「好転反応」に科学的根拠はありませんので、
商品説明の表現として好転 反応をうたうものには十分注意し、
万が一、健康食品を摂取して体調が悪くなった場合には、
すぐに使用 を中止しましょう。
引用元:https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/dl/kenkou_shokuhin06.pdf
ファスティングは、健康食品ではありませんが
厚生労働省の好転反応の見解は、科学的根拠がありませんということですので
ご参考にどうぞ。
ファスティングの注意点
ファスティングの注意点についてです。
デトックスやダイエット目的でファスティングを行うわけですから
安全に健康的なファスティングを行いましょう。
普段炭水化物や糖質をたくさん摂っている人が
いきなりファスティングを行うことは危険です。
まずは糖質を減らし、ファスティングを始めることが出来る体に
慣らしましょう。
デトックス やダイエット目的であるなら1日1回酵素ドリンクを飲むなどでも
十分に効果はあります。
酵素ドリンクについては↓
ファスティングを始めるとだるいのはなぜ?注意点は?まとめ
ファスティングを始めるとだるいのはなぜ?注意点は?まとめです。
ファスティングを始めてだるさや頭痛などを全て好転反応と決めるのは
危険なようです。
安全で健康的なファスティングを行うようにしましょう。
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