マヌカハニーとはちみつとローヤルゼリーの違いについてです。
マヌカハニーとはちみつは、どう違うのでしょうか?
また、ローヤルゼリーもありますよね。
どれもハチが関係していますが、どのように違うのでしょうか。
詳しく見ていきたいと思います。
マヌカハニーとはちみつの違い
マヌカハニーとはちみつの違いについてです。
マヌカハニーは、フトモモ科マヌカの花から取られた蜂蜜のことなので
まずは、全般的なはちみつの効果を見てみましょう。
はちみつの歴史は古く、古代文明の壁画には、はちみつを採取する姿が
描かれています。
日本でも日本書紀にはちみつが登場しますし、
平安時代に作られていた「蘇」という乳製品にもはちみつが使われていました。
中国最古の書「神農本草経」には、
「気を益し、中を補い、痛みを止め、毒を解し、衆病を除き、百薬を和す」
と書かれています。
体力を回復し痛みを止め、解毒作用があるということです。
他に便通改善、咳止めの効果もあります。
漢方では、粉末状の生薬を丸める時にはちみつが使われてきました。
さらに、はちみつにはビタミン、ミネラル、アミノ酸、酵素、ポリフェノール
など180種類以上もの成分が含まれています。
優れた効果のはちみつですが、さらに素晴らしいことに低GI食品なのです。
低GI食品というのは、血糖値の上昇が緩やかで脂肪になりにくい食品の
ことです。
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マヌカハニーとはちみつの大きな違い
抗菌作用に優れたはちみつですが、この抗菌作用に
マヌカハニーとはちみつの大きな違いがあります。
はちみつには、「過酸化水素」という抗菌成分が含まれており、
高い殺菌効果を発揮します。
マヌカハニーは、この「過酸化水素」に「メチルグリオキサール」という
抗菌成分も含まれているので、より高い殺菌効果が期待できると
言われているのです。
オセアニアや欧米の医療機関では医療用蜂蜜として
長期療養患者の床擦れによる皮膚疾患などの治療にも、使われている
のだそうです。
また、ピロリ菌に対する高い殺菌効果も学術的に立証されているのだとか。
マヌカハニーの殺菌効果は大変優れていますね。
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ローヤルゼリーとは?
ローヤルゼリーについてです。
ローヤルゼリーは、とても有名な健康食品ですよね。
私は、20代の頃、良質なローヤルゼリーだからと勧められて
しばらく食べていたことがあります。
冷凍庫に保管し、毎日スプーンで1杯すくって食べていたのを覚えています。
少し痺れるような独特の味ですが、嫌いではなかったです。
綺麗になったらいいな〜程度で食べていただけで、食べるには少し若過ぎたのか
効果のほどはよくわかりませんでした。
ローヤルゼリーは、王乳と呼ばれ女王蜂だけが食べることの出来る特別食です。
生後6~12日の若い働き蜂が食べたハチミツや花粉が、
乳白色でクリーム状のローヤルゼリーとして排出されたものです。
ローヤルゼリーを食べて育つ女王蜂は、働き蜂の体格の2倍
寿命は、働き蜂が30日なのに対して女王蜂は、3〜5年です。
産卵期には、2000個以上もの卵を生みますが寿命が終わるまで
若さを保ち続けるのだそうです。
はちみつとローヤルゼリーの違い
はちみつとローヤルゼリーの違いについてです。
はちみつは、ミツバチが運んでくる花の蜜ですが
ローヤルゼリーは、ミツバチが運んできた花の蜜や花粉を体内に取り入れ、
乳白色でクリーム状のローヤルゼリーとして排出したもので
ミツバチの分泌物です。
はちみつは、糖質が多く含まれていますが、
ローヤルゼリーには、糖質がほとんど含まれていません。
ローヤルゼリーには、ビタミン、ミネラル、アミノ酸など40種類以上もの
成分が含まれていますが、はちみつと大きく違うのは
- ビタミンCを除くビタミンがはちみつの数十倍
- 特有成分デセン酸を含む
特徴的に違う点です。
デセン酸とは、
- 女性ホルモンエストロゲンに似た働き
- インスリンとよく似た働き
があると言われています。
更年期の自律神経のバランスの乱れから起こる不調や
血糖値を下げる働きが期待できるということですね。
マヌカハニーとはちみつとローヤルゼリーの違い!まとめ
マヌカハニーとはちみつとローヤルゼリーの違い!まとめです。
はちみつとローヤルゼリーは、似たようで別のものでしたね。
マヌカハニーとはちみつ、ローヤルゼリーは、どれも栄養価が高く
健康食品という名にふさわしいですね。
それぞれ特徴があるので使い分けるのがいいかと思います。
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